「愛されてんねぇ、ヒコ君。



私も彼氏がケイみたいに思ってくれると



嬉しいんだけど」



「そうそう。



始めのころはよく話してたけど



中盤からマンネリになって



気付いたら他に移ってたって感じだもんね」



コクンコクンとみな頷いてる。



「マンネリ?」



「つまんないっていう感じかな?」



「つ………………あっ」



「ど、どうしたケイ」



一斉に目を向けられてちょっとびっくりした。