弟くんと危険な関係!

下を見てトボトボ歩いていたとき。


「わかりやすく態度に出てますよねー。」

聞き覚えのある、聞きたくない声があたしの足を止めた。


目の前には…


「ほのかちゃん…。」

「ほたるさん、わたしの言ったことをそこまで守ってくれるなんてビックリしました。」

あたしは何の言葉も出てこず、その場に立ち尽くしていた。

「わたし、体育祭が終わったら大地くんに告白しようと思うんです。」

あたしはほのかちゃんの話を聞くしかできなかった。

「だから、邪魔しないでくださいね?」

そう言うと、ほのかちゃんはその場を立ち去った。


薄暗くなってきて、街灯が付き始める時間。
あたしはその場をしばらく動けなかった。