2学期を迎えた。

優之介は高校の始業式を
欠席して、病院に居た。

体調を崩して、診察を受けていたのだ。

午後から生徒会の用事がある。

生徒会に入る事は、自分で決めた。

病気で何も出来ないと
思われたくなかったからだ。

兄夫婦や陽鞠には心配されたが、
どうしてもやりたいと押しきった。