夏も終わりに差し掛かったある日。

優之介の家に、
いつものメンバーがやって来た。

別に約束などは
していなかったはずだが、
何故来たのだろうか。

しかも夜だ。

「優之介ー、あっそびっましょ!!」

悠里が言った。

渋々ソファから身を起こし、
玄関へ向かう。