一方、優之介は疲れていた。

自分の体力のなさに、うんざりする。

さっきから、陽鞠は
柚琉と話してばかりいるし、
そういう面でも少しイライラしていて、
疲れも増えてくるし、
とうとう優之介は
その場にしゃがみ込んでしまった。