flower~ミルクティー another story~

陽鞠がすかさず訊く。

「…優之介、辛い?」

「いや、大丈夫。」

「そう?辛かったら言ってね。」

「あぁ…。」

陽鞠はいい子だ。

常に優之介を気にかけて、
サポートしてくれる。

なのにこの日は気にしすぎだ。

優之介は多少イライラして来ていた。