flower~ミルクティー another story~

優之介はため息をつくと、
近くにあったベンチに
腰かけて言った。

「まったく、陽鞠には敵わねぇな。」

「優之介、大丈夫?」

「ただの考え事。気にすんな。
それに、少しくらい
早く歩いても平気。
今日調子いいし。
良くなきゃ来ない。」

「良かった…。」

悠里、のばらは
ホッとして先を歩き出す。

柚琉は陽鞠たちに合わせる事にした。