flower~ミルクティー another story~

映画チケット売り場で皆と合流する。

「面白かった?」

「うん、感動も、
笑えるとこもあって。」

「そっか。」

「そっちは?」

「うーん、まぁまぁ。」

「陽鞠、また見たくないのに
優之介に合わせて。」

「しょうがないわよ。
それが陽鞠だもの。」

「それもそっか。」

そこでその話は終わったが、
優之介はずっと考えていた。

(陽鞠は俺と居て、
本当に楽しいのだろうか…?)と。