「そ。
俺、こんな体だし、
兄ちゃんにも彼女にも
止めとけって散々言われてた。
だけど、こんな体だからこそ
やりたいって思ったし、
やってみせるって気持ちが強かった。
だから、お前にバトンタッチしたら
何だかホッとした。
プレッシャー与える訳じゃないけど、
学校を纏める役割だし、
責任は重大だよ。
お前の事だから、きっと先生に
推薦されてなったんだろうけどさ。
その経緯はどうあれ、
やることは一人一人違う。
俺がこうやってたから
こうしなきゃならない、
じゃないと思う。
自由なんだよ。」

「会長…。」