年が明けた。

優之介は相変わらずベッドの上で
退屈な毎日を送っていた。

翔も副会長に連れられて
割と頻繁に来てくれるし、
シュウたちも様子を見に来てくれた。

陽鞠たちは毎日ではないものの、
定期的にお見舞いに来てくれる。

それが嬉しい優之介だ。