「うーん…風が気持ちいいね。」

「そうだな。」

田辺は深呼吸を何度か繰り返した。

「この間、大丈夫だった?彼女さん。」

「あぁ。
ちゃんと説明して
理解してもらったから大丈夫だよ。」

「良かった。」

田辺はにっこり笑った。