翌日、優之介は熱があったので
1日ホテルでゆっくりする事になった。

昨日長話をしていたから
湯冷めしてしまったのだろう。

「…じゃあ、俺ら行くけど、
ゆっくり休めよ。」

「…ん。」

シュウたちは朝から観光地巡りだ。

優之介も回りたかったが、
熱のせいで周りの景色が
くるくる回って上手く歩けない。

非常に悔しいが、仕方がない。

優之介は大人しく眠る事にした。