食べ終わり、部屋に帰って薬を飲んだ。

その時、班のメンバーが
ぞろぞろと帰ってきた。

「おぉ、会長先に帰ってたのか。」

「うん…。」

「何してたんだ?」

「あぁ…薬飲んでた。」

「薬?どっか悪いのか?」

「…ちょっと。」

「何だよ、水くさいなぁ。」

優之介は作り笑いで誤魔化す。

中途半端に踏み込んで欲しくない。

優之介は知らず知らずのうちに
周りにバリアを張っていた。