その時だ。
柚琉がちひろを力強く抱き締めたのだ。
「柚琉…。」
「いいよ。
言わなくていい。
それ以上言ったら、
ちひろが自分を全否定しちゃうから。
だいいち、感情が無かったら
嬉しいことも楽しいことも
解らなくなってしまうよ。
悔しいことも悲しいことも
ムカつく事もあるけどさ、
それを楽しい、や嬉しい、で
中和してるから
人は生きていけるんだよ。
違う?」
ちひろは首を振った。
そして、言った。
「柚…ありがとう。」と。
柚琉は照れて頭をかいた。
柚琉がちひろを力強く抱き締めたのだ。
「柚琉…。」
「いいよ。
言わなくていい。
それ以上言ったら、
ちひろが自分を全否定しちゃうから。
だいいち、感情が無かったら
嬉しいことも楽しいことも
解らなくなってしまうよ。
悔しいことも悲しいことも
ムカつく事もあるけどさ、
それを楽しい、や嬉しい、で
中和してるから
人は生きていけるんだよ。
違う?」
ちひろは首を振った。
そして、言った。
「柚…ありがとう。」と。
柚琉は照れて頭をかいた。

