ちひろが泣き止んで、 柚琉たちはドーナツ店を出た。 両親のいる、喫茶店へ 嬉しい報告をしなければならない。 どんな顔をするだろうか? 喜んでくれるだろうか? 柚琉は喫茶店のドアを開けてこう言った。 「ただいま!!」と。