その時だった。

「翔真!!連れてきたよ!!」

「サンキュ。…高崎か。」

高崎先生は体育教師で、
背も高く力持ちだ。

すると、先生が翔真をたたく。

「高崎先生と呼べ。」

「はいはい。」

「先生、とりあえず運びましょう。」

保健の先生が言った。

「あぁ。お前らは、授業に戻れ。」

優衣たちは心配だったが、
教師に任せる事にした。