そんなある日。

優衣のクラスに転校生がやってきた。

女の子にしては背が高く、
男の子とほぼ変わらなかった。

「大橋 瑠花です。
東京から来ました。
どうぞよろしく。」

瑠花は優衣の隣の席…
通路を挟んで祐輔の隣に座った。

優衣はちょっと嫌だったが、我慢した。