ところが。

その話を祐輔にすると、
意外な答えが帰ってきた。

「え、行くよ?僕。」

「そうなの!?」

「うん。
最近調子いいから
医師に許可もらえたんだ。
優衣も行くなら良かった。
2人で楽しもう。」

「うん。」

優衣は祐輔と
旅行に行けるのが嬉しかった。