大人数で座れるスペースに
宿題を広げ、始める。

優衣が祐輔の隣に座り、
翔真と瑠花が隣同士になる。

これはもはや必然だ。

「何からやるの?」

「数学かな。」

「うへぇ、数学苦手。」

「僕が教えてあげるよ。
一学期なら解るし。」

「やった。」

優衣は祐輔に数学を
教えて貰うことにした。