「誰か立候補したいやついるか??」 委員会は、何人かやりたい人がいて決まったけど、体育祭の実行委員は立候補者は出てこない。 ―ってことは…?? 駿斗のほうを見ると、目があって、小さく頷かれた。 これを合図だと察したあたしは、手を挙げた。 それと同時に駿斗の手も挙がり、 「おっ、雲藤と多比羅がやってくれるのか。みんな、いいか??」 みんな自分がやりたくないから、反対する人なんているはずもなく、簡単にあたしと駿斗の実行委員をやることが決まった。