俺は…っていうか、みんなそうだと思うけど、小学校の入学式のとき、緊張しまくって固まっていた。
クラス発表がされて、教室に入ったとき―…
ものすごく可愛い子と目が合った。
まだ名前も知らない俺に、天使のような笑顔で話しかけてくれた。
「ねぇ、お名前なんていうの??
あたし、雲藤実衣!!
お友達になろうよ♪」
クラスのやつらの名前で一番最初に頭に記憶された。
あぁ、天使のような笑顔って、こんな笑顔のことを言うんだな。って思った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…