君は空を愛してる。

「そうよ、遺影に使ったの。
裏を見て。」

読み取ったのか、さやかが言った。

言われた通りにひっくり返す。

ボールペンで、こう書かれていた。

『俺は、こんなにも
まどかが好きなんだぞ。』

まどかは思わず笑った。

数日ぶりの笑顔だった。