「...天文学部?」 汚い扉のドアノブに、天文学部と書かれたプレートがかかっていた 「天文学部なんて部活あったっけ?」 パンフレットを見ると、確かに天文学部という部活は存在する。でも、なんだか影が薄くて誰もはいらなそう... 第一学校の先輩のなかでこの部活に入ってる人いんの? 「まぁ、いるからあるんだろうけど...」 そんな独り言を言いながら、あたしはその扉を開けずに振り返る... 帰宅部とか自分でつくろうかな...? 外はもう日が沈んでいた