メールを見た二人は、 仕事が終わるとすぐに 駆けつけてくれた。 「優子、よりくん何時に出たん? 遅いね。」 「うん・・・。」 「大丈夫や。 寄り道でもしてるんやろ。」 遅れてマサヤンが 差し入れを持ってきてくれた。 「優ちゃん、 何も食べてへんのとちゃう? 体に悪いで。」 「ありがとう。」 みんな不安げにうつむいた。