その日からよりくんは 慌ただしく動き回っていた。 車、バイク、時計、スーツ・・ 売れるものは全て売り飛ばした。 それでも足りないらしく、 よりくんはほとんど家には帰らず、 金策を練っているようだった。 「よりくん大丈夫?」 「ええから、おまえは体のこと心配しとけ。」 「せやけど・・。」 「黙っとれ。 なんべんも言わすな。」 「・・・・・・。」 よりくんはイライラしていた。