ありえないヒトメボレ


とりあえず、カナの部屋へレッツゴーした。

「こんばんは~・・・」

一応夜なので、小声。

「あ、やっちゃん、いらっしゃい。どう?楽しめた?」

流星さんが声をかけてくれる。うん、普通に話しても良い声。いいね、良い声の男性っていうのはいいね。ちなみに作者は柔らかい声の人が好きです。堺雅人さんとか、勝地涼さんとか、上川隆也さんとか、増田貴久さんとか、丸山隆平さんとか。

「あ、楽しかったです。ああいうきゃぴきゃぴしたコンサート初めてだったので・・・流星さん、あんなに出ずっぱりで歌ってたのに、声全然枯れてないですね~・・・」

「流星はプロだから相当気をつかってるんだよ。声の出し方も俺らとは違うの。」

とギタリストなのに声が枯れかかっているカナが説明してくれた。


君はなぜそんなに声が枯れているのかな。

あ、あれだよ。

客席に向かって煽りすぎ。