「有貴……俺、どうしよう……」 「何ごちゃごちゃ言ってんの。元はと言えば、流羽の悪ふざけがいけないんだから、自分で何とかしろよ」 「えー……。有貴から言ってやってよ。俺が言ったら殺される」 「流羽から言ったとしても、俺から言ったとしても。どっちにしろ流羽は殺されるよ?」 「笑顔でそんなこと言うなって。……わかった。俺から言う」 ──……? 兄ちゃんと有貴さん、何の会話してるの……? すると兄ちゃんは立ち上がって、僕が座っている場所の正面に立ち止まった。