アイゼンハイムからの招待状



「お、おお……!」


「どうしたの、そーちゃん?」


「こんな田舎にフェラーリがっ」


山のふもとの駐車場にフェラーリ発見。


なにこのミスマッチは。つうかフェラーリを車庫ではなく、こんな雨晒しな場所に。


まずい、僕の愛車と比べてしまう。


「誰の車かな」


「やっぱり小鳥遊さん宅の愛車なんだろう。お金持ちそうだし。何たって、こんな企画をするんだから」


こんな企画の部分で上着のポケットから二通の封筒を出した。


その内の一通を雫に渡す。車から降りたら見せてと行く前に約束していたからの行為。


「でも凄いよねぇ。見ず知らずの人を自分の豪邸に招くだなんて」


白い開封済みの封筒の中身を取り出し、内容を読む彼女に行こうと促した。