アイゼンハイムからの招待状



駐車場に入る。
十台以上は内容できるらしく、広いものだ。


既に何台か止まっており、比較的他の車と隣り合わせにならない場所に僕の愛車を止めた。


「む、バックで入れるとはやりますな」


「十八で免許とってから一年でマスターした妙技だよ、敬え」


言いながら僕は運転に向いていないと自覚した。


しかし、こんなどことも分からない田舎に来ただけでも金賞を与えるべきだろう。


――さておき、車を止めて降りた。

積んであったキャリーバックを僕、雫と順に出し、鍵を閉める。


「んー、気持ちいいなぁ」


車から解放されて伸びをする雫。僕も背筋を伸ばした。


山のふもととあってか、もちろん木々が多い。


で、だ。