アイゼンハイムからの招待状



「小鳥、遊ぶ、邸?」


「あれで小鳥遊(たかなし)って読むんだ」


「ふへぇ、小鳥遊邸か。看板に名字あるって凄いねぇ」


「看板つうか高札っぽいな」


「高札って?」


「江戸時代の掲示板みたいなもの。時代劇でさ、泥棒の人相書きを貼ってあったりする木でできたやつ知らないか。というより、正にあれだ」


道に刺さっている奴を車を止めて見る。


小鳥遊邸この先。
駐車場こちら。


駐車場こちらの次には矢印。矢印を目で追えば、確かに駐車場があった。


山のふもとにあるコンクリートの区画。白線も引いてあって、随分と本格な駐車場だ。