「奥様」
「きれい」
ジェントルマンと雫が登場したその人を呼称した。
二階から手すりに手を置き、こちらを見下ろす女性。
心を、全部、持ってかれた。
体温がさあと引いたと思えば、一気に沸き立つ熱となり。心臓が秒針よりも早いペースで鳴った。
目を奪われた。
口すらも動かない。
体だって硬直する。
一瞬にして全部を彼女に捧げてしまったようだ。
ブロンドの髪。でも、顔立ちは大和撫子のように彫りが浅く濃くない印象だった。
赤いパーティードレス。マーメイドドレスか、足元まで隠れた華やかなもの。
全体的に細すぎる体系なのに、胸部分にかなりお肉があった。
ABCDEF、Gっ。間違いない、Gカップはあるだろう胸の大きさだ。


