アイゼンハイムからの招待状



間違えましたとまた頭を下げる人にはこちらが恐縮する。


間違えるのも無理ない。僕はジェントルマンが聞いていたという小鳥遊さんがイメージしている奴とは違うのだから。

手紙でのやり取りしかしていないし、口頭だけで外見を伝えたにすぎないんだろう。


「……、しかし、代理人ですか」


「や、やっぱりまずかったでしょうか。僕たちが来たの」


「いえ。私めとしてはこの洋館に客人が来るのは、世話係としてやりがいある仕事と張り切れるものなのですが。

奥様が了承して下さるかが……。今回の招待状は奥様が選んだ人物しかお招きしておりませんので。特に奥様はアイゼンハイム様が来られるのがとても楽しみでいられたのです」


なんだか悪いことをした気分になってきた。