アイゼンハイムからの招待状



僕も見たときはびびっとくる感じだったけど。


「アイゼンハイムってどんな意味なの」


「さあ、本人に聞いてくれよ。僕がググった限りじゃ、ドイツにある町の名前みたいらしいけど」


「へえ。でも、アイゼンハイムさんももったいないよねぇ。招待してもらったのに行かないだなんて」


「大方、面倒になったんだろ。オフ会嫌いそうだから」


「でも、そのおかげでウチらが代わりに行けるんだもんねぇ。ウチもウチで誘ってくれる幼なじみがいて最高だけど、一番最高なのはアイゼンハイムさんから代わりに行ってくれって頼まれたそーちゃんだよねぇ」


「否定はしない。ちょっと怖いけど」


「怖い……?」


「だって僕は小鳥遊さん、レターネームは籠の小鳥さんだけど。その人とやり取りがあるのはアイゼンハイムだけだ。僕はまったくない。

そんな僕が――招待受けてないのに来て小鳥遊さんは快く引き受けてくれるかが不安で怖い」