中身を見て、次に封筒の表面。一般的に宛名がある面を見て雫はニコニコしていた。
「それにしてもさぁ。このアイゼンハイムってレターネームかっくいいよねぇ」
宛名を見ての感想。ネーミングセンスあるよと彼女は話していた。
「アイゼンハイム、アイゼンハイム、かぁ。ねえねえ、どんな人なの」
「悪友だ、悪い奴」
「男?男?男?」
「なぜ連呼する。なに、紹介してほしいの?」
「もちろん。名前からしてかっこいい人を想像中だよぅ。あ、でもなぁ、ウチは荷物持ってくれるそーちゃん大好きだぁ」
「はいはい、冗談は結構」
僕たちは所詮、幼なじみ止まりだ。
にしても、アイゼンハイムというレターネームだけでかっこいいと想像するとはやはりいい名前なのだろうか。


