「死体が消えたやて」 「もういや!」 理解できない感じの荻原さんに、再び泣き始める二ノ宮さん。 散々だった。 みんなして違う反応だが、一様にあるのは恐怖。 三人目の犠牲者。 次は自分かもしれないと、僕らは互いに身を寄せた。