「健治知り合い?」 沈黙を、女性が破る。 「あ、あぁ。前に話しただろ? あたるって言う、俺の職場の後輩」 「渉君ね、初めまして。あたし百瀬美夏。一応、健治の本命彼女」 それを聞いた健治さんは苦笑いしている。 尻に敷かれてるっていうのは本当だったんだ…… 美夏さんは‘キレイ系’とかいうのに分類されそうなタイプだった。 モデルみたいに小さい顔立ちで、目を合わせるのが恥ずかしく感じてしまう。