今日は部活がなく久しぶりに早くにかえるので望がどこかに行こうといってくれた。
私はさっき気づいた気持ちに申し訳なくて、でも約束だし、とそのまま望についていった。
近くの遊園地だった。私たちは手を繋いでいた。
ポップコーンを食べたりジェットコースターにのったり…私たちはあんなに走ったあとなのにはしゃいでいた。
唐突に望が言った。
「俺たち二位カップルだなっ」
「確かにっ」
「お前スゲーよっ一年生で二位じゃんっ頑張ったな」
頭を望の大きな手でナデナデされた。居心地のよさに私は自分がどうすればよいのか分からなかった。
「お前」
望が私を少し悲しそうな顔でみつめた。
「どうしたの」という私の言葉が終わらないうちに望は言った。
「誠が好きだろ?」
沈黙が流れた。
「ずっとそうだと思ってた…だから誠にだけは負けたくなかったのになぁ…負けちゃった…」
私はあのとき子供だなぁ思った私を恥じた。
「私…誠のことは今日…気づいて…私…望と付き合ったときは気づかなくて…」
と自分を擁護する言葉がでたときも自分を恥じた。
自分を殺したい衝動にかられ拳をギュッと握った。
「今日か…ほんとに負けちゃいけない戦いだったなぁ…」
望は涙目だ…
「ごめんなさい…ごめんなさい…望…」
私はさっき気づいた気持ちに申し訳なくて、でも約束だし、とそのまま望についていった。
近くの遊園地だった。私たちは手を繋いでいた。
ポップコーンを食べたりジェットコースターにのったり…私たちはあんなに走ったあとなのにはしゃいでいた。
唐突に望が言った。
「俺たち二位カップルだなっ」
「確かにっ」
「お前スゲーよっ一年生で二位じゃんっ頑張ったな」
頭を望の大きな手でナデナデされた。居心地のよさに私は自分がどうすればよいのか分からなかった。
「お前」
望が私を少し悲しそうな顔でみつめた。
「どうしたの」という私の言葉が終わらないうちに望は言った。
「誠が好きだろ?」
沈黙が流れた。
「ずっとそうだと思ってた…だから誠にだけは負けたくなかったのになぁ…負けちゃった…」
私はあのとき子供だなぁ思った私を恥じた。
「私…誠のことは今日…気づいて…私…望と付き合ったときは気づかなくて…」
と自分を擁護する言葉がでたときも自分を恥じた。
自分を殺したい衝動にかられ拳をギュッと握った。
「今日か…ほんとに負けちゃいけない戦いだったなぁ…」
望は涙目だ…
「ごめんなさい…ごめんなさい…望…」