トリッティーの壁から手




「私はマレイネス、私の部屋は青い海の色よ。
主に人間の男を食べていたけど、やっぱり子供の方が好き。
でも、もう食べてないから安心して、あと私の声に従いそうになったら舌を噛むか爪でどこかえぐりなさい」



え……えぐる?



色々突っ込みたくなる言葉を綺麗な声で紡いで、マレイネスは白いローブをゆらり揺らして一歩下がった。




今のはなんの説明?

チャールズの頭の中は追い付かない疑問があふれたが、男の声がしたので聞かなければならなかった。