俺は鼻歌を響かせながら玄関に出た。 あ、理生ぽんがいる!! 俺たちは適当な会話をして過ぎ去った。 再び鼻歌を歌いながら歩いているとあることに気がついた。 「あ、筆箱忘れた。」 学校に取りに帰るべきか、今日は諦めて家に帰るべきか。 どうしよっかなぁ~。 あ、華乃羽ちんいるかもだしっ! 取りに帰ろ――♪ 俺は今来た道をスキップで戻った。