一時間後には説明が全て終わった。 「じゃあ、華乃羽に頼む仕事があるから、莱介は返っていいぞ。」 え~。 あたしだけ? まぁ、カッコイイ先生だし………いっか!!! 「華乃羽は視聴覚室に行くぞ。」 なんでもいいけどなんで"華乃羽"なんだろ? フレンドリーな先生って事だよね? いいじゃ~ん♥ 「じゃあね、莱介くん!」 「ばいば~い♪」 莱介君は鼻歌を歌いながらスキップで出て行った。 「じゃ、行くか。」 「はい!教室じゃできない仕事なんですか?」 「うん、視聴覚室が都合良いんだよ。」