ライバルがたくさんいるのは知ってる。

でも、あたしの初恋だから
だれにも負けたくない。

てゆうか、負けない。

こうなったら、アピール開始だ!
アドレスも聞いたし、メールしよう。


『サトシくん。
 この間は、ありがとう。』
『こっちこそ、アカリちゃんと仕事
 出来てよかった。
 突然なんだけど、今から大事な話あるから
 屋上にこれない?』


!?!?!?

マジで!?
サトシくんと話せるの?
超うれしい!!

丁度、ハルカとお昼ご飯を食べていた
あたしは、アカリに報告して
屋上に行くことにした。

「ハルカ~。
 サトシくんがね、大事な話があるから、
 屋上に来て。って!!」
「よかったじゃん。
 もしかしたら、告白かもよ!?」
「そんなはずないじゃん。
 じゃあ、行ってくるね。」
「行ってら~。」