ペットボトルのコーラに何やらスプレーで気体を吹き込みながら、じっと僕を見つめていた。
「………」
シャァァー、という爽快な音を立てて、スプレーからコーラに気体が注入されている。
「……結構、かわいい」
「だろ? かわいいんだよ。 反抗期まっ只中でさぁ」
と、三笠が僕の肩を抱いて見せた。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て」
僕は三笠の肩を払って言う。
「分かったよ。分かった。このヘンテコな部屋については、今は訊ねない」
「…? うん」
「けど、なんか、聞き流せないワードが2、3あったように思うんだが……」
「ほう?」
と、三笠。
「気になる? 気になるよな!?」
と、マット、ごろりボーイ。
「変わった子」
と、ピアノ、くるくるガール。
「……かわいい」
と、スプレー、しゅわしゅわレディー。
「………」
シャァァー、という爽快な音を立てて、スプレーからコーラに気体が注入されている。
「……結構、かわいい」
「だろ? かわいいんだよ。 反抗期まっ只中でさぁ」
と、三笠が僕の肩を抱いて見せた。
「ちょ、ちょ、ちょっと待て」
僕は三笠の肩を払って言う。
「分かったよ。分かった。このヘンテコな部屋については、今は訊ねない」
「…? うん」
「けど、なんか、聞き流せないワードが2、3あったように思うんだが……」
「ほう?」
と、三笠。
「気になる? 気になるよな!?」
と、マット、ごろりボーイ。
「変わった子」
と、ピアノ、くるくるガール。
「……かわいい」
と、スプレー、しゅわしゅわレディー。


