電話を切ったあとあたしはお布団にごろんと寝転がった。
なんだ、委員会か…。
よかった…。
ま、相手は黒川さんだもん。
心配する必要なんてないんだけどね。
「あ、そうだ!」
あたしはベットから立ち上がり本棚にあるアルバムを取り出した。
パラパラ。
開くとそこには幼い頃の祥とあたしの写真が。
祥可愛い〜♪
てか懐かしいな〜。
あたしの想いはこの頃からなんにも代わっていない。
あたしは小さい頃から祥のことが好きだった。
小学生の頃祥のお嫁さんになりたいって言ったら祥は僕がりさちゃんを幸せにするからなんて言ってくれたな。
そして絶対結婚しようねって指切りもしったけ。
ねぇ祥。
あの時の約束を覚えていますか?
あたしはずっと忘れないよ。
今でもあたしの夢は祥のお嫁さんになることだから。
祥のこと本当に好きだから…。