「…無関心だと思っていた親がさ、毎日来て、泣いてたの。『気がついてあげられなくってごめんね』って…びっくりしちゃったよ。…佳代ちゃんも学校帰りに毎日来てくれてね?……」 「…っ」 百合… 多分、それは夢じゃなかったよ 「毎日泣いてるお母さんを慰めたかったけど、あたしは透明で何も出来なかったの。」 「…うん…」 「馬鹿なこと、しちゃったな~って思った。…そんでね?…ごめん、って何回も言ったの。…そしたら目が覚めて…泣いてるお母さんと目を真っ赤にしているお父さんがいたの。」 「…うん…」