「あ…。佳代ちゃんA組だ~!!私は…っ…F組~…」




私たちの通う高校はA~F組まである。
クラスが離れるのはむしろ当然だったりしちゃう。






「教室もすっごく遠いし…最悪っ!!!」



佳代ちゃんの顔を見る。

いつもと同じ笑顔で笑ってくれる佳代ちゃん。





「まあ…、会いに行くよっ!!!」


私は佳代ちゃんに小指を差し出して言った。



「約束だよ…??」




「うん!約束♪」


私たちはそういって指切りをした。