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和田さんに謝ることもなくあっという間に季節は過ぎ、5月になっていた。
あれから少し、佳代ちゃんと
きまずかった。
学校には一緒に通ってるけど、前ほど会話がない。
「真理子──っ♪今日、レギュラー発表だね!!!」
「久美子…そうだね…緊張するなあ~っ」
佳代ちゃんといることが少なって久美子と過ごすようになったから、私は久美子を呼び捨てするようになってた。
久美子とは仲が良い。
でも、気がつけばいつも久美子の顔色をうかがっている自分がいたことに、今気がつけばよかったんだ…
謝っても謝りきれない。
佳代ちゃん、百合ちゃん…ごめんね?


