何時ぶりだろう? 1年は行ってない。 それは確かだ。 1年ぶりの紅龍―… 車はいつの間にか紅龍に着いていて、結真に声をかけられ車を降りると風が頬を冷やす。 「――――……。」 今私は紅龍の倉庫の前に立っている。 1年ぶりの私の居場所―…