マジカルエンド

目が覚めるとりんごの木の下でリクは寝ていた


「夢…か?」


真っ赤なりんごと


真っ赤な太陽が


僕を照らしていた


どこにいっても


必ず見守っていてくれる


どんなに寒くても


また必ず温かな日差しをつれてくる…


太陽は、まるで
僕の両親のようだな


こんなに偉大でも、
こんなに身近で


「おにーちゃん」見知らぬ少女に声をかけられた


「おにーちゃんが起きたら、これを渡してって頼まれたの。ハイ!」
そう言うと少女はじゃ〜ね〜といいながら去っていった


それは…


「鏡…」