驚きと、信じられない気持ちでいっぱいだった
「なんだい、あんた自分の姿をみていなかったのかい?」
「りんごを差し出した時、あんたの髪が白くなっていくのをみちまったんだよ。それで気づいたんだ」
これが…9歳の僕?
「あんな不思議な力、ただじゃ使えないだろうに…あんたも街の心ない奴らに騙されてしまったようだねぇ目の前で起きる不思議な『二つ』のできごとを面白がっていたのさ…中には喜んでみていたやつらもいたかもしれんがね」
老婆は、僕の隣に腰を下ろすと
鏡を二人の前に差し出して
「なんだい、あんた自分の姿をみていなかったのかい?」
「りんごを差し出した時、あんたの髪が白くなっていくのをみちまったんだよ。それで気づいたんだ」
これが…9歳の僕?
「あんな不思議な力、ただじゃ使えないだろうに…あんたも街の心ない奴らに騙されてしまったようだねぇ目の前で起きる不思議な『二つ』のできごとを面白がっていたのさ…中には喜んでみていたやつらもいたかもしれんがね」
老婆は、僕の隣に腰を下ろすと
鏡を二人の前に差し出して

