「な、なに??」 「………何って、教室ついたみたいやけど。お前それに気づかんなんて、ほんまもんのあほやな。」 そう言って ハニーブラウン色の前髪から覗く笑うと細くなる瞳に あたしはまたどきどきしてしまったんだ。